医療法人社団中田会院内紹介
院内設備
トップページへ
中田整形外科地図リンク
足関節捻挫
首肩肘手腰膝足
足関節・ストレス レントゲン像(正面)
肉眼写真画像
【足関節・ストレス レントゲン像】(正面)
【肉眼写真画像】
馬鹿にしてはいけません、捻挫、捻挫と言っても色々なタイプがあります。
内反捻挫(足首が内側へねじる)、外反捻挫(足首が外側へねじる)、尖足捻挫(足首が足の裏へむく)背屈捻挫(足首が頭の方へむく)、これらが一緒になった混合型があります。
受傷機転を詳しく医師に説明されますと、何所が損傷されたか、ほぼ判ります。

当院での治療方針を、一番多い新鮮内反捻挫で説明しましょう。

1単純レントゲンで骨折の有無をチェックをします。

2ストレスレントゲンで足関節の不安定性(足首がぐらつく度合)をチェックをします。 
一般的には不安定性が著明な場合(内反ストレスレントゲンで20度以上かつ前出しで7mm以上)は手術の適応と考えられていますが、これは日本での考えかたです。

なかちゃん(足の捻挫)
3ギプス固定(3-4週)
欧米では保存療法が主ですので当院では手術をせずに治します。
ギプス固定中はとくに歩行時疼痛が無い限り松葉杖は必要ありません。
筋力低下、循環改善のため積極的にストレッチや足指運動を指導します。

4

ギプス除去
簡単なサポーターをつけて自由に歩行、1-2週後より運動開始.本格的なクラブ活動は2週後より許可し、特にリハビリ訓練の必要はありません。
当院でも過去に不安定性の有る場合は500例以上の手術しましたが、ギプス固定でも充分治る事が判りましたので、最近はほとんど手術をしません。 

陳旧性の場合(捻挫して2週間以上たっているもの)

ギプス固定しても靭帯はつきませんので、痛みが有る時は簡単な固定をします。
痛みがとれたら筋力アップ.ストレッチ等を指導して、日常生活にもどります。
疼痛の有無、日常生活の支障度により手術適応かどうかきまります。
靭帯が切れていても歩けますし、スポーツもできます.痛みが無ければ放置しても何ら支障は有りませんが、時々痛みが出る確率が高くなります。


◆ 患者様へのアドバイス

捻挫したら、すぐ整形外科の専門医へ行きましょう。

自分で治療したり、放置したり、接骨医等での不適切な治療を受けた後痛みが残った場合はなかなか治療に難渋します。初期治療で予後が決まりますよ!

Copyright(C)2002 中田整形外科 All right reserved