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五十肩
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レントゲン像(肩関節正面:正常)
MRI画像(正常)
【レントゲン像】(肩関節正面:正常)
【MRI画像】(正常)
40〜50歳代に多い疾患ですが、どうして起こるのかはっきりしていません。

退行性変化(加齢によるもの)と言われていますが、ホルモンのアンバランスの関係かも知れません。

ほうって置いても1〜2年で自然に治りますが、しばしば疼痛のために肩関節の動きが悪くなりますので、早期に正確な診断が必要です。

この厄介な疾患にたいしての、当院の治療方針を説明します。

1患者様から、何時から、肩の何所が、どの様に痛いか、外傷の有無 、治療歴は、内科的な病気は無いか等を詳細に聞かせていただき、診察をさせていただきます。圧痛点(押さえられて痛い所)の部位、可動域(肩の動き)制限の有無で、だいたい悪い所や病状の時期がわかります。

2診察後単純レントゲン撮影
レントゲン所見はどうか、変形性変化(加齢的変化)は有るか、内科的基礎疾患(他の病気) による二次的変化はどうか等のチェックします。
この疾患はレントゲン検査では特に異常を認めません。異常があれば他の疾患を疑います。
なかちゃん(五十肩)

3

MRI検査
腱板(肩の一番大切なすじ)断裂の有無、関節内病変の有無、骨内病変の有無等のチェックをします。
時に滑液包(肩の周囲のふくろ)に水がたまっている事があります。



4

保存的療法の選択
鎮痛剤の投与、温熱療法(ホットパック等)、肩峰下滑液包内注入療法(麻酔薬とステロイド)。
日常生活指導
慢性期(肩の動きが悪くなった時)は強力なリハビリ訓練の開始。

◆ 患者様へのアドバイス

この疾患はまず手術する必要はありません。ほっておいても長期的(1〜2年)には自然になおりますが、早く正確診断を受けて、保存療法に徹すれば早く治ります。
自己診断、民間療法は危険性が大です。是非整形外科専門医の治療を受けましょう。

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