退行性変化(加齢によるもの)と言われていますが、ホルモンのアンバランスの関係かも知れません。 ほうって置いても1〜2年で自然に治りますが、しばしば疼痛のために肩関節の動きが悪くなりますので、早期に正確な診断が必要です。
MRI検査 腱板(肩の一番大切なすじ)断裂の有無、関節内病変の有無、骨内病変の有無等のチェックをします。 時に滑液包(肩の周囲のふくろ)に水がたまっている事があります。
保存的療法の選択 鎮痛剤の投与、温熱療法(ホットパック等)、肩峰下滑液包内注入療法(麻酔薬とステロイド)。 ●日常生活指導 慢性期(肩の動きが悪くなった時)は強力なリハビリ訓練の開始。
◆ 患者様へのアドバイス
この疾患はまず手術する必要はありません。ほっておいても長期的(1〜2年)には自然になおりますが、早く正確診断を受けて、保存療法に徹すれば早く治ります。 自己診断、民間療法は危険性が大です。是非整形外科専門医の治療を受けましょう。