1 | 患者様から、何時から、腰の何所が、どの様に痛いか、外傷の有無,治療歴は、内科的な病気は無いか等を詳細に聞かせていただきます。 |
2 | 診察後単純レントゲン撮影
レントゲン所見はどうか、悪性所見は無いか、内科的基礎疾患(他の病気)による二次的変化はどうか等のチェックをします。 |
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3 | 保存的療法の選択
安静(初期は一番大事)、薬物療法、温熱療法(暖めて症状が悪化する時は冷やす)、牽引療法(急性期は禁)、神経ブロック、コルセット固定。
日常生活の指導、食事指導、肥満の解消法,腰痛体操等適度な運動の指導をします。 |
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4 | MRI検査施行
ヘルニア、腫瘍、炎症等の鑑別診断のためにします。
ヘルニアと確定した時は保存療法の継続をします。 |
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5 | 手術の適応
急激な痛みに耐えられなくて、一寸でも早く除痛を希望され1-3ヶ月の保存療法の出来ない方。
但し、稀に脊髄腫瘍ありこれは手術の絶対的適応、急激な下肢麻痺(足の力が落ちる)、直腸膀胱障害(小便が出難い、のこる)も手術の絶対的適応です。患者様とよく相談の上専門医へ紹介します。(母校の奈良医大出身の先生にはこの道の権威が多数居ます)
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◆ 患者様へのアドバイス
きちんと保存療法すれば95%は治る可能性があります。
民間療法(マッサージ、矯正、カイロプラックテック等)に頼らず整形外科専門医の治療を受けて腰痛の予防に努めましょう。
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