当医院での治療を、一番頻度が多い内反型で説明します。
1 | 患者様から、何時から,膝の何所が、どの様に痛いか、外傷の有無,、治療歴は等を詳細に聞かせていただきます。 |
|
|
2 | 診察後単純レントゲン撮影
レントゲン所見でどの型に属するのか、加齢によるものか、基礎疾患(他の基の病気)による二次的なものか等のチェックをします。 |
|
3 | 保存的療法の選択
薬物療法(鎮痛剤)、理学療法(温熱・SSP・レーザー他)、関節内注入療法(ヒアルロン酸・ステロイド)、装具療法(足底板.支柱つきサポーター)、運動療法(大腿四頭筋訓練) |
|
4 | MRI検査 施行
● 3ヶ月間保存療法に徹しますが、効果が無い場合、半月板症状(引っかかり感)が有る場合は関節内の状態をチェックする必要が有ります。
|
|
5 | 手術療法
● 3ヶ月間保存療法の効果が無い時
関節鏡視下手術、矯正骨切り術、人工関節置換術等がありますので、患者様とよく相談の上専門医へ紹介します。(母校の奈良医大出身の先生にはこの道の権威が多数居ます)
|
|
◆ 患者様へのアドバイス
初期から中期関節症の場合は保存療法で良く治りますので
ぜひ整形外科専門医の治療を受けましょう。
不適切な民間療法では治りませんよ!
治療が遅れれば病状は悪化しますよ! |